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2009年7月 1日 (水)

ロンドンからの便り(4) 瀬川昌也先生

 トゥレットシンドローム(TS)について、色々意見を伺っている、ロンドン在住のAさんから、長いメールが届いたので、紹介してみる。
 これは、実際にTSの子供を育て、現在は薬の世話にならずに、TSをコントロールしているという貴重な体験を話しておられる。

 一生薬を服用しなければならない、それも副作用の激しい薬を何種類も服用し、本来の病気の症状なのか、薬の副作用のせいなのか、解らない状態になっていると嘆いておられる。

 ちょっと、調べて見ると、チック症の子どもを抱えた親御さん方の情報交換の場も沢山あって、一過性のチックで、自然と症状が消失するというものも結構あるようであるが、これが、長期間、繰り返すのがTSだと簡単に言ってしまえばそういうことになりそうである。

 この初発の時に、キチンと医師の診断を仰ぎ、規則的な生活に導くことが、大事ということになりそうです。
 Aさんは 東京お茶の水の瀬川昌也先生の診断を仰いで、その指導に従ってきたということで、基本的には早寝・早起きの実践だということです。

 Aさんが心がけたことがメールに列記されている。

 風呂にユックリ入り体をほぐす。足指マッサージ。(筋肉の緊張をとるため)
 早く起きる(頭・脳の中の部屋や引き出しを整理して不安を除くため)
 チョコレートなどの甘いものをなるべく避ける。(ハイテンションになるのを防ぐ)
 食品添加物・着色料の入った食品は極力避ける(ハイテンション・癌予防)
 TV・ゲーム・パソコン・携帯の使用は極力避ける(目からの刺激・電磁波の影響を防ぐ)


 こうしたことは強制的に禁止するということではなく、親としてこういう配慮をしたほうが、TSの発症を防いだり、例え発症しても良好な経過を辿れるようだということでしょうか。

 Aさんとの面談の中で、瀬川先生がこうおっしゃったそうです。
 『お母さんがそんなに気を付けたから、息子さんのチック(TS)は良くなったのですよ。
 
チックの子どもにわがままを許しては絶対良くなりませんよ』

 

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瀬川昌也先生の対談

http://atelier.child-rin.com/feature/000011.html

最後にAさんのご子息は小学校、中学校と何度かTSの発症はあったそうですが、上記のような生活の改善を主眼にして、ハリドールなどの薬は、短期間服用で打ち切るという方法で、過ごしておられるそうです。ピアニストを目指して勉強中ということですが、送られて来た写真を拝見しても、明るい笑顔の好青年としか見えません。

 最近欧米では 『薬を飲まなくてもトゥレットは治る』 という著書も出ているそうです。(私は未確認ですが)

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