志津川建設株式会社 南三陸町
今日は大室まで行くついでに、少し足を延ばして南三陸町の 志津川建設 の 武山松義社長 にアポを入れて、10時に会社事務所を訪問する。手土産は例の ベッコウシジミ である。応接室で30分ほど、 須藤洋平詩集「みちのく鉄砲店」 の素晴らしさと、現代の風潮に対する意義について、講釈・薀蓄を述べる。
私の言いたいことは、現代のビジュアル万能の時代にあって、電光的・瞬間的な反応が持て囃されている感があるが、 詩人須藤洋平 の力業の凄さは、心の奥深くの闇を、言葉を選び、練り上げながら、一つひとつの言葉を、石に刻むがごとくに配置・構成をして一編の詩に纏めあげるところにある。
心の最深部には、重奏低音が鳴り続いているが、詩人の力強い ことば に誘われるようにして、微かだが確実な光明を感じさせられる。
福島県での事件に見られるように、一見、幸福にみえる家庭にも大きな闇があり、障害者と一緒に苦楽を共にして大変に見える家族にも、至福の時が訪れる。
「手放しの幸福なんてえものは何処にもないんだよ!」
武山社長は、詩人の父親とは、昵懇の仲であるが、息子の得た中也賞のことはまったく知らされていなかった。やはり身内には身内の遠慮というものがあるのであろう。私は他人の強みで、詩集の素晴らしさを滔々とまくし立てることができる。
取り合えず手持ちの3冊は買って頂き、更に町内の学校や図書館に寄贈するから、10冊とってくれとの話で、早速 未来屋書店 に合計20冊の注文を入れる。
帰り際に、事務員の女性が詩集を手に取って、1冊買いたいという。洋平さんと同年で、詩が好きな妹さんにプレゼントするらしい。
武山社長に地元の 「珈琲神社」ブログ のコピーを見せて、これからそのお店に寄って帰るというと、それじゃ自分も行くというので一緒に会社をでる。石巻方面からは ホテル観洋 の少し手前である。お店に着いて見るとどうやら定休日のようで、社長は会社へ私は自宅へ戻って、ブログをUPしている。
熱心に詩集を読む武山松義社長と 「珈琲神社」 のお店。通りがかりに撮った民宿 津の宮荘。右手の小高い所に詩人の自宅がある。
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